今週紹介するのは、沖縄本島の南部、南城市にある「浜辺の茶屋」を紹介させてもらおう。ちなみに今回執筆するのはカフェ担当の「ゆきにー」だ。
浜辺の茶屋
知念半島の隠れ家カフェ
夫婦二人で南部の知念半島をドライブしていたのだが、ちょっと休憩したくなったので、近くの「浜辺の茶屋」に入る事にした。
この「浜辺の茶屋」だが、沖縄観光では結構な有名店であり、宮本亜門が良く来る店としてここら辺一体の隠れ家カフェの先駆け的な店だ。
知念半島は琉球王朝時代の、東周り(あがりまーい)という国王が聖地巡礼をする旅の終着地点である久高島がある場所であり、沖縄の中でも一番の聖地である。
海が綺麗でのんびりドライブするのに良い場所ですよね
北部まで行かずとも自然が豊かな場所だな。最近はいろんなクリエイターが移住してきたりしている
海辺のすぐそばという変わった立地
「浜辺の茶屋」は、新原ビーチのすぐ近くにあり、このあたりのゴツゴツした海辺のすぐそばに建てられている。
沖縄では台風があるので、このように海辺に建物を建てるというのはとても珍しい。
海辺のすぐそばに建てられているので、ちょっと階段を降りるとすぐさま海岸にでることができる。
喫茶が終わったら海辺を散歩するのも良いだろう。近くには奥武島もあるので、ドライブの途中に訪れるのも良い。
テラス席と窓辺の店内、どちらを選ぶ?
「浜辺の茶屋」では、店内窓側席・店内テーブル席・野外浜辺席・野外木陰席・野外屋上席があり、選ぶことができる。
一番人気なのは店内窓辺席であり、こちらを選べば、店内の窓際から海辺を眺めながら喫茶を楽しむことができる。
窓辺からの展望は、すぐそこに海辺がある風景であり、時間を忘れてのんびりとすることが出来る。
店内テーブル席はグループで訪れる時などに良いだろう。
テーブル席は様々な絵画に囲まれて過ごせる空間になっている。暑い日などはこちらの方が快適に過ごせるかもしれない。
野外屋上席は海辺の風景を一番遠くまで見通すことが出来る。
ただし、暑い日には直射日光が直接当たるような場所なので、日焼け止めなどをちゃんとしていないと焼けるかもしれない。海風が当たるのでそれほど暑いという訳でもないけど、日差しが強い夏場はそんなに長く居られれないかも。
野外木陰席は、外に組まれたテラス席である。
海風が吹いてきてとても涼しい。戸外ではあるけど、のんびりと過ごすことができる。今回、僕らは木陰席を選んだ。
野外海辺席については、砂浜に日よけが置かれていて一番海辺の近くで過ごすことができる席だけど、今回は写真を撮るのを忘れてしまった。
看板猫
この「浜辺の茶屋」には、飼われていると思しき三毛猫が居る。
非常に人懐っこくて、訪れている観光客の間で撫でられたりしている。人なれしているので人の近くまで寄ってくる。
猫に人間の食べ物をあげるのは毒になるからやめたほうがいいけど、客席のすぐそばまで寄ってくるので、撫でてかわいがると良いだろう。
メニュー
本格的なハンドドリップのコーヒーを頂く事ができる。また、スイーツや軽食などのメニューも揃っている。
カフェのメニューなのでそこまでがっつりと腹いっぱい食べられるという訳ではないだろう。おしゃれな軽食が取り揃えられている。海ブドウを使ったメニューもある様だ。
コーヒーはいろいろな豆から選ぶことが出来る。どちらかというと焙煎が深い豆が多いようだ。
また、アルコール飲料も用意してあるようである。
木陰でのんびりとコーヒーを頂く
今回、我々は木陰席を選んで、そちらでコーヒーとスイーツを頂いた。
嫁さんは今回、空茶という飲み物を選んだ。青いお茶で、レモン果汁を絞ると色がかわる。おそらくマロウのお茶じゃないかと思うのだけど、ハーブティですね。「厚切りパンの三食トースト」ははちみつとイチゴのジャムとバターが塗られたしっかりとしたトーストだった。
僕はモカ・グレードワンを選んだ。焙煎が深いしっかりとしたコーヒーであった。
スイーツは「県産素材を使ったチーズケーキ」を注文した。沖縄県産の紅芋の味がするチーズケーキであった。
食事もなかなかおいしいけど、何より海辺で風景を眺めながらのんびりとするのがとても落ち着きます。カフェとしてのホスピタリティが非常に高いですね。
静かにぼーっとするのにとても良い席です。潮風が吹いてきて木の葉がこすれる音が心地よく、何時間でも居られそうだと思いました。
感想
僕は「浜辺の茶屋」に関しては何度か通っているんですけど、口コミで観光客からの評判が高くて、非常に混んでいる時が多いです。今回も座席待ちになって30分ぐらいは待ってから席に入る事になりました。特に、窓辺席は人気が高いので相当に待たされることになると思います。
.しかし、この「浜辺の茶屋」は、居心地が本当にいい。海を眺めながらぼんやりとコーヒーを飲む体験は、癖になりそうだ。心が沈んだときに調子を取り戻すために海を眺めたいという時などに来てみたいと思いました。
ただし、本当に観光客が多くて、人が多いので、開店直後とか人が少ない時を選んで来店した方が良い気がします。
アクセス
住所
〒901-0604 沖縄県南城市玉城2−1
電話番号
098-948-2073
公式ウェブサイト
余談
本当にのんびりとして何時間でも居られそうな場所だったな
ゆき兄さん、眠くなってきました・・・
置いていくぞ